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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。
昨日から荒天避難の仮バースなのですが、二航士の方が下船しました。
御年63歳なので今回の下船で船というか仕事自体を引退し、ノンビリと引退生活を楽しむらしいです。
優しい方で、同じ男から見てもダンディでかっこいい方でした・・・
人生のサードステージ、いつまでも元気で、お子さんやお孫さんとノンビリ楽しんでくださいね (^^)
今までご指導ありがとうございました!
さて、それでは今回も引き続き機関その1から(主機)を解説したいと思います。
Q: ディーゼル機関のシリンダへの注油に関する次の問いに答えよ。
- ディーゼル機関において、シリンダ内部に潤滑油を必要とする理由をあげよ。
- シリンダへの注油は、どのような方法で行われるか。
- シリンダへの注油量が多過ぎると、どのような不具合があるか。
A: 解答と解説
- ※1
- ピストンリングをシリンダ間の摩擦を減じ、過熱及び摩耗を防ぐ。
- ピストンリングとシリンダ間の気密を保持し、ガス漏れを防ぐ。
- ピストンリングとシリンダ間に付着したカーボンなどを除去して摩擦面を清浄に保つ。
- 中和作用により低温腐食を防ぐ。
-
- システム油をクランクでシリンダ壁にはねかけて注油する。
- 注油器によりシリンダにあけた小孔からシリンダ油を強制注油する。
- カーボンの生成が多くなり、ピストンリングの固着やライナの摩耗が増加する。
※1 潤滑油の役割には大きく5つ
- 潤滑
- 冷却
- 密閉
- 清浄
- 防食
が、あります。 これはよく試験に出てきますのでしっかりと覚えておきましょう! (^^)
本船のような小さい4サイクル機関でも注油器がありシステム油とは別にアルカリ性の高いシリンダ油を使用しています。
今日は仮バースで主機が止まっているので手動で動かしましたが、主機が運転している時は鋼球の動きによってちゃんと注油されているかを点検できるようになっています。
夜は以前、コンテナ船で一緒に乗っていた乗組員が函館に住んでいて、たまたま休暇だったみたいなので、本船のいつものメンバーと一緒にまた街に繰り出しました・・・ (;´∀`)
やはり何度食べても北海道の海産物はホントに美味しいですね~~~ (;´∀`)
久しぶりに前の船の乗組員と会えて嬉しかったのと美味しい北海道の魚を食べられて幸せでしたよ。
日本各地に友達ができるというのも船乗りのいいところですね (^^)
次の休暇では新しく買ったバイクで呉に住んでいる尾道時代の同期に会いに行く予定です。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。 ではでは👋
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