海技士試験問題解説 22 機関1(主機)

試験問題解説 機関1

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株式投資体験セミナー

   

こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

昨日の昼より出航して本日は終日航海です。

ただいま当直が終わり、三陸沖を走っているところです。

またまた荒天のため目的地である釧路に行けないので途中で避難、仮バースとなりそうです・・・ ( *´艸`)

お楽しみの昼食は、チンジャオロースをごはんにのっけてチンジャオロース丼にしてみましたが、単に食べにくくなっただけでした・・・

終日航海の場合、当直以外はずっとゴロゴロしていたり寝てたりするので、なにやらただのウンコ製造機になった気がします・・・ (;^ω^)

   

それでは、今回の海技士試験問題解説も機関その1から(主機)、シリンダライナについて解説します。

   

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Q: ディーゼル機関のシリンダの摩耗に関する次の問いに答えよ。

  1. 摩耗量は、どのようにして計測するか。
  2. 摩耗量はが多くなると、機関の運転にどのような害があるか。

   

A: 解答と解説

  1. ※1
    1. シリンダヘッドを取り外す。
    2. 数個の穴の空いた専用の尺度板で、シリンダ内面に船首尾方向及び左右方向にマークをつける。
    3. マークした箇所の内径を専用のインサイドマイクロメーターで計測し、前回の記録と比較し摩耗量を知る。
  2. 摩耗によって燃焼室内のガスが漏れるが、行程によって吹き抜けるガスが変わるので運転に対する害も異なる。※2
    1. 燃焼ガスが吹き抜けると・・・
      • 出力が低下する。
      • ピストンリングの固着や折損を生じる。
      • 潤滑油が劣化する。
    2. 圧縮空気が吹き抜けると・・・
      • 圧縮圧力が低下し燃焼不良を生じる。
      • 始動や低速運転が困難になる。
    3. 未燃ガスが吹き抜けると・・・
      • クランク室の火災を生じる。

   

※1 このようにして計測しますが、測定するのはせいぜいドック時ぐらいです (;^ω^)

インサイドマイクロメーター

   

※2 下の図のようにブローバイガスが吹き抜けるとピストンリングの折損や、シリンダのさらなる摩耗、圧縮圧の低下による出力の低下などを招きます。

そういえば、若い頃全開運転を繰り返していたような原付はアイドリングが安定しないようになっていましたが、今にして思うとあれはピストンリングやシリンダの摩耗によって圧縮圧が低下して低速運転が出来なくなってしまったんですね・・・ (*_*)

   

   

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ブログを書いている今はまだ市場はザラ場(取引時間中)ですが、本日も持ち株のひとつのニチリン(5184)は大きく上げました。

   

この銘柄は2022年の3月に1515円で購入し、現在は写メを撮った時より若干下げましたが現在は3,555円、つまり購入価格の2倍以上の価格になっています・・・

株取引って、こういった誰も知らないような会社を発掘して安値で買い、しばらく寝かせておいて大きく育てるのが醍醐味なんですよ (^^)

船に乗れば、同年代の陸職よりも収入が良い上に乗船中の生活費がほとんどかからないのでお金、つまり種銭が貯まります。

これはなにかというと、前にも記事に書いたように船員と投資は非常に相性がいいということなんですね。

船員という職業は投資に向いています – FIREを夢見る船乗り投資家 (seamaninvestor-uberdriver.com)

あなたも船員になって一攫千金を目指しませんか⁉

それでは、時化てきた三陸沖より最後までご覧いただきありがとうございました。  ではでは👋

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