海技士試験問題解説 24 機関2(冷凍装置)

試験問題解説 機関2

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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

本日も京浜に向けて終日航海です・・・

終日航海だと、メシ → 当直 → 昼寝 → メシ → 当直 → 昼寝の繰り返しで本当にウンコ製造機になった気がします (;^ω^)

野島崎沖を航行中・・・ 波も無くいい天気です

今日の夜に目的地に到着して⚓、明日着岸して荷役は31日というノンビリさです。

コンテナ時代とはエラい違いですよね・・・ (^^)  私が乗船してから今月は4航海で終わりました。

こんなに楽チンでいいのでしょうか ( *´艸`)

さて、今回の海技士試験問題解説は機関その2から、(冷凍装置)を解説したいと思います。

   

   

   

Q: ガス圧縮式冷凍装置に関する次の文の(  )の中に適合する字句を記せ。

圧縮機を出た冷媒は、凝縮器で冷却されて( ㋐ )し、次に( ㋑ )を通って圧力を急に下げられて、( ㋒ )する。 この冷媒が㋒するとき( ㋓ )をうばうので、これによってものを冷やす。 このため冷媒としては、常温で液化及び( ㋔ )化しやすいものがよく、また、㋔化するときの( ㋕ )熱の大きいものがよい。

   

A: 解答と解説

㋐:凝縮(液化)  ㋑:膨張弁  ㋒:蒸発(気化)  ㋓:熱  ㋔:気  ㋕:蒸発潜

   

  • 冷凍サイクル:冷媒は、圧縮機 → 凝縮器 →(受液器)→ 膨張弁 → 蒸発器 → 圧縮機の流れの中で、液体と気体の状態を繰り返す。 冷媒は蒸発器で周囲から熱を吸収して気体になると冷えなくなる。 連続して冷却作用を行うには冷媒を元の液体に戻す必要があり、圧縮機と凝縮器において液化される。 膨張弁は減圧して冷媒を蒸発しやすくするとともに冷媒循環量を調節する。
  • 冷媒:熱を吸収して冷却作用を行わせる物質で、蒸発潜熱の大きいことが望まれる。※1
  • 凝縮器:水冷式と空冷式がある。
  • 蒸発器:液冷媒が蒸発器の熱を吸収して気体になる。

   

※1 冷凍サイクルの図を分かりやすく描くとこうなります。

   

※2 液体の物質が気体に変化する時、周りから気化熱によって周りから熱を奪います。

注射の時のアルコール消毒でアルコールを塗ったところがスーっとひんやりするアレです。

   

冷凍機は理解するのが少し難しいかもしれませんが、アンモニア船などのガス船やセントラル方式の空調を積んでいる船は冷凍装置(冷房装置)があるのでしっかりと勉強しておいたほうがいいですね (;^ω^)

   

   

   

長かった航海ももうすぐ終わってもうすぐアンカーです・・・

今日はきれいな夕焼けが見れました。

いいですねぇ・・・ いつもは、外に出ると一瞬で体温が奪われてしまうので外に出る気に全くならないのですが、今日は暖かいので久しぶりに夕焼けを見に外に出ました。

でも、荷役が終わってまた北海道に戻ると最高気温がマイナスの日が続く予定です・・・orz

早く春がこないかなぁ・・・ ((+_+))

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。  ではでは👋

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