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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。
本日は荷役も無く、東京湾で丸一日アンカーです⚓
今日は一日ゆっくりできるので溜まってる作業をすることに・・・
本日の作業は、過給機用の逆洗浄装置付き潤滑油ストレーナの掃除です。
まず、アクチュエータ駆動用の油圧パイプ二本を外します。
次に、アクチュエータを蓋ごと外し・・・
内部のストレーナ押さえを外すとかわいいノッチワイヤのストレーナが8本見えます。
この中のストレーナを洗い油で洗ってコンプレッサーの圧縮空気で洗い油を吹き飛ばし、元通りにくみつけて終わりです・・・
まぁ、すぐ終わる作業ですね・・・ 重い物も無いし (^^)
内部のエアを抜き油圧をかけて、ちゃんと過給機の油圧計が上がるのを確認するとともにカッチャンコカッチャンコ逆洗浄するか確認します。
今日はあと二つほど軽作業をやって終わりましたが、次に北海道に帰る頃にはまた期限がきた作業が溜まっていることでしょう・・・ ((+_+))
まぁ、気楽な一人機関部なので時間がある時にノンビリやるとします (^^)
さて、本日の海技士試験問題解説も前回に引き続き機関その2、(冷凍装置)を解説します。
Q: ガス圧縮式冷凍装置に関する次の問いに答えよ。
- 低圧側の圧力が低下し過ぎる場合の原因は、何か。
- 上記1.の場合、冷凍装置にどのような不具合を生じやすいか。
- 凝縮器の冷却水量不足すると、圧縮機送出し側の圧力は、どのようになるか。
A: 解答と解説
- ※1
- 冷媒の充填量が不足している。
- 膨張弁の開度が不足している。
- 乾燥機や蒸発管が閉塞している。
- 吸込み止め弁の開度が少な過ぎる。
-
- 蒸発器での冷えが悪くなる。
- 低圧スイッチが作動して頻繁に圧縮機が発停する。
- 空気を吸い込みやすくなる。
- 高くなる。※2
※1 圧縮機に戻る冷媒量が少ないと低圧側(圧縮機の液分離器側)の圧力が低下します。
※2 冷却水量が不足すると、液化しにくくなり圧力は上昇します。
- 低圧スイッチ:圧縮機の吸込みガス圧が設定圧力より低下すると電気接点を開いて圧縮機を停止し、過度の低圧運転を防止するとともに、圧力がもとの状態にもどれば運転を再開する圧縮機の自動発停用の圧力スイッチ。
上の写真の圧力スイッチは高圧、低圧両方が一体となっています。
- 乾燥器(ドライヤ):水分は膨張弁で氷結し冷媒の流れを悪くするので、膨張弁の手前に設けた乾燥器でシリカゲルなどの乾燥剤により冷媒中の水分を吸着し除去します。
昨夜から千葉県の君津の沖でアンカーしているのですが、この辺りも非常にネットの電波環境が悪いんですよね・・・ ((+_+))
大阪湾の関空近くや神戸空港の近くも電波が悪いのでやはり空港の近くはレーダーかなにかの電波が強力なので妨害でもされているのでしょうか・・・?
ここも木更津のあたりに自衛隊のヘリコプター基地がありますし・・・
でも、羽田近くはそこまで悪くは無いんだけどなぁ・・・
私はちょっと電波環境が悪くなるだけでストレスを感じるほど現代っ子(50歳過ぎてるのに・・・)なので昔のネットが無かった時代の船乗り生活はちょっと想像できないですね (;^ω^)
今日は電波環境が悪かったですがなんとか一記事書き上げられました。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 ではでは👋
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