海技士試験問題解説 32 機関3(燃料油)

試験問題解説 機関3

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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

2月10日の14時頃に徳島を出航し、13日の15時時点でようやく北海道の襟裳岬付近までやってきました・・・

メチャクチャ長い航海です・・・💦

目的地の釧路には今夜遅くになりそうです。

前回の荷役地は外に出られないところだったので買物に行けず、食料が心細くなってきました。

到着は今夜遅くになりそうなので明日の荷役中には買物に行かせてもらいたいものです (;´Д`)

   

それでは、本日の海技士試験問題解説は機関その3から、(燃料油)を解説したいと思います。

   

   

   

Q: ディーゼル機関用燃料油として、どのような性状のものがよいか。 簡単な理由を付して答えよ。

   

A: 解答と解説

  • 適正な粘度を有すること:粘度が適正でないと燃料の噴霧が不良になる。※1
  • 着火性がよいこと:着火性が悪いと、運転が不安定になる。
  • 密度が小さいこと:小さいほど発熱量が大きく、不純物が少ない。※3
  • 反応は中性であること:酸性の場合は鉄を腐食し、アルカリ性の場合は銅を腐食する。
  • 流動点が低いこと:高いと寒冷時の流動性が悪くなる。
  • 引火点が高いこと:低いと取扱い上、引火の危険性が高くなる。
  • 不純物が少ないこと
    • 残留炭素分:噴射ノズルの閉塞やシリンダ内の汚損、摩耗の原因となる。
    • 灰分:シリンダ内の腐食や摩耗の原因となる。
    • 水分:腐食や燃焼不良の原因となる。
    • 硫黄分:硫酸となって、シリンダ内の腐食の原因となる。

   

※1一般的にA重油よりC重油のほうが粘度が高く、粘度を下げるためにヒーティングをしています。 逆にA重油をヒーティングすると今度は粘度が下がり過ぎて燃料弁が固着するなどの不具合が生じます。

燃料弁
燃料弁の噴射ノズル

   

※2 着火性を示す数値としてセタン価が用いられ、この値が大きいほど着火性がよい。 ちなみに、ガソリンのオクタン価はセタン価とは反対に数値が高いほど燃えにくいので注意が必要です。

   

※3 A重油とC重油を比較すると、A重油のほうが「単位質量あたり」の発熱量は大きいのですが、C重油のほうが当然密度が大きいのでA重油を使用している時のほうがC重油を使用している時よりも燃料噴射ポンプのラックが入った状態になっています。(車でいうところのアクセルを開けた状態)

   

   

   

本日とうとう日経平均株価がバブル以降最高値を更新しました。

【速報】日経平均一時3万8000円台 34年ぶり高値水準 終値は前週末比1066円高(2024年2月13日) (youtube.com)

国民の生活は少しも裕福になっていないのにこの上昇は異常な気がします・・・

とくに、今年に入ってからの上昇ぶりはとてつもなく異常で、いつ下落し始めてもおかしくないチャートを見せています。

一度手仕舞いするべきか・・・  悩みどころですね・・・ (;^ω^)

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。  ではでは👋

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