海技士試験問題解説 28 機関1(ボイラ)

試験問題解説 機関1

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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

jw.cadでの作画にちょっと時間がかかったので少し間をおいての更新です m(__)m

この記事を書いているのは水曜日の釧路から徳島に向けての三昼夜かかる航海中ですが、3日(土)の釧路での荷役日前日はとんでもない寒さと時化の中の航海でしたので・・・

なんと、まさに氷の芸術です・・・w

この着氷もあまりたくさん着くと船体上部が重くなって復元力の低下につながるので厳寒期の高緯度海域での航海は注意が必要です。

・・・てか、氷柱って生まれて初めて見たような気がします (;^ω^)

   

さて、今回の海技士試験問題解説は機関その1から、ボイラを解説したいと思います。

   

   

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Q: 図は舶用2胴 D型水管主ボイラの構造を示す。 図に関する次の問いに答えよ。

  1. A~F は、それぞれ下記 1.~6. の中のどれか。
    1. 水冷壁管
    2. 側面管寄せ
    3. 蒸気ドラム
    4. 降水管
    5. 過熱器管
    6. 水ドラム
  2. 給水止め弁が取り付けられるのは A と C のうち、どちらか。

   

A: 解答と解説

  1. A:3.蒸気ドラム  B:4.降水管※1  C:6.水ドラム  D:1.水冷壁管※2  E:2.側面管寄せ※3  F:5.過熱器管
  2. A

   

※1 降水管:蒸気ドラム内のボイラ水を水ドラムまたは管寄せに送る管

※2 水冷壁管:燃焼室で放射熱を受ける壁面に配置された管

※3 管寄せ:水管を寄せ集めた集合管

   

ちなみにですが、私は内燃限定の免状でこの問題は主機に使用するボイラですが、一応念のために覚えておきました。

内燃限定を受験する人も、原理は覚えられなくてもザックリと名称ぐらいは覚えたほうがいいかもしれません。

   

   

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荷役日前日にあれだけのガチガチに凍った着氷で到着し、荷役日の朝外を見てみると・・・

なんじゃこりゃあ~~~~! ですよ。 ホント・・・

見渡す限りの一面の氷・・・ いつから本船は砕氷船になったのでしょう (*_*)

前夜の最低気温はマイナス17℃だったらしいです。  マジでヤバいほどの寒さ・・・

夜、寝る前の機関室の見回りでも防寒着が必要なぐらいの寒さです。

北海道の人たちって、こんな寒さを毎年過ごしているんですね・・・ 本当に驚きです。

バイク好きな人が北海道に住むと雪が溶ける半年ぐらいは乗れないんですね・・・ 

あっ、でも私みたいな船員も一年のうちに休暇は三ヶ月ほどしか無いから同じようなもんか (;^ω^)

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 ではでは👋

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