海技士試験問題解説 38 機関1(主機)

試験問題解説 機関1

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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

下船が迫ってきたので残っている作業を片付けるのに大忙しです・・・

各バッテリーの点検と・・・
停泊発電機のオイル交換・・・

   

ちなみにバッテリーの蒸留水補給には漏斗で補給する人も多いかと思いますが、このイチヂク浣腸スタイルは周りにこぼれる事も無く快適に補給することができるのでオススメですよ!

イチヂク浣腸スタイル

   

バッテリーの蒸留水補給や比重の測定には必ず保護メガネを着用しましょう。

失明してから悔やんでも遅いですよ!

   

さて、今回の海技士試験問題解説も引き続き、機関その1から(主機)を解説したいと思います。

   

    

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Q: 4サイクルディーゼル機関のシリンダライナの摩耗に関する次の文の中で、正しくないものは、どれか。 1つあげよ。

  1. シリンダの冷却水温度が低すぎると、ライナの摩耗は増加する。
  2. ライナの摩耗は、ピストン速度の大きい行程中央付近が最も大きい。
  3. ライナが摩耗すると、潤滑油の汚損が早まる。
  4. ライナが摩耗すると、低速運転が困難となる。

   

A: 解答と解説

2. ライナの摩耗は、ピストン速度の大きい行程中央付近が最も大きい。  が誤り。

   

正しくは、ライナの摩耗は、ピストン速度の大きい行程中央付近が最も小さい。

シリンダライナの摩耗:ライナ上部は高温にさらされ、潤滑油の供給も不十分なため、ピストンが上死点にあるときトップリングに相当する位置の摩耗が最も大きく、行程中央付近が最も少ない。

   

シリンダ冷却水温度の低過ぎ:シリンダ冷却水温度が低過ぎると燃焼不良となりカーボンを生成し、摩耗が増加する。

冷却水温度は気を付けて管理しましょう。 本船の場合はいつも77℃~79℃で推移しています。

   

   

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いよいよ明後日下船ですが、めちゃくちゃ忙しいのにすごく嬉しいんですよねぇ・・・(^^)

このワクワクさはホントに船乗りとして船に乗ってないと解らないと思います。

弊社の乗船サイクルは60日乗船の20日休暇ですが、90日乗船の30日休暇の会社だとリアルに「100万円もらって一か月の休暇」ですからホントに船乗りはやめられませんよ・・・ 😁

   

なお、明後日の下船日からは休日のブログの船乗り投資家の休日のほうに投稿しますのでそちらのブログでお楽しみください。

船乗り投資家の休日 – ~GB350Sでのんびり走るジジィのブログ~ (seamansholiday.website)

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。  ではでは👋

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