海技士試験問題解説 39 機関1(主機)

試験問題解説 機関1

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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

先日、記事に書きました3級簿記検定試験ですが、先日妻に合格発表を見に行ってもらったところおかげさまで合格していました。🙌🙌🙌 (今どきネットで合格発表しない試験ってどうなんだ・・・?)

今まで、海技士の試験を一度も不合格になったことの無い私ですが、今回ばかりは不合格かなと思っていただけに嬉しさもひとしおです (^^)

この後は三級海技士を受験するか、忘れないうちにこの勢いで2級簿記検定を受験するか悩みどころです・・・

2級簿記まで取ると、もし陸の仕事に戻る時に強力な資格になりますしね (;^ω^)

ま、どちらを受験するにも自己投資とこの歳になったら認知症予防にとても役立ちます(笑)

   

しばらくブログを休んでいる間にも海技士試験問題解説にはポツポツとPVがあったので今回から解説も復活しようかと思います。

それでは今回は、前回からの続きで機関その1から(主機)を解説したいと思います。

   

   

   

Q:4サイクルディーゼル機関のシリンダライナに関する次の文の中で、正しくないものは、どれか。 1つあげよ。

  1. 冷却水の温度を下げ過ぎると、硫酸によるライナの低温腐食が大きくなる。
  2. ライナの冷却水側の水流による侵食を防ぐには、保護亜鉛を取り付ける。
  3. ライナ下部から漏洩した冷却水は、潤滑油を劣化させる。
  4. ピストンリングの折損事故が多くなった場合、ライナの摩耗量を計測してみる。

   

A:解答と解説

2.ライナの冷却水側の水流による侵食を防ぐには、保護亜鉛を取り付ける。  が誤り。

保護亜鉛は電食(コロージョン)を防止するものであって侵食(エロ―ジョン)を防止するものではありません。

電気腐食(電食):海水中にある異種金属で、イオン化傾向の強い(電位の低い)金属が先に腐食する現象をいう。 このため海水冷却のシリンダや冷却器に銅や鉄よりイオン化傾向の強い亜鉛を取り付けると亜鉛が先に腐食し銅や鉄の腐食を防止することができる。 このような防食目的で用いる亜鉛を保護亜鉛という。

   

   

   

本日は三昼夜のなが~~~い航海の途中で、久しぶりに関門を通過しました。

   

行先は徳島県・・・ まだまだ先は長いですね (;^ω^)

休暇明けで船に乗ったらもう真夏並みの暑さになってました・・・

皆さんも体調を崩さぬようお気をつけくださいね (;´∀`)

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 ではでは👋

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