船種による仕事のちがい

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こんばんは、船乗り投資家のらっぱです。

みなさんご存じのとおり私の職業は船乗り、いわゆる船員です。

船員という職業に就いている人は漁船などが多い九州や瀬戸内、東北などの方は周りによくいらっしゃると思いますが、東京や大阪、名古屋など都市圏の人にはあまりなじみの無い職業だと思います。

今回は、私の経験から船員という職業とはザックリとどんなものなのか?

船種による仕事のちがいとは?  を書いてみようと思います。

   

   

船乗りの仕事

みなさん、船乗りって聞くとどんなことを思い浮かべるでしょう?

私たちが誰かに職業を言ってよく言われることは、

船に乗って何を獲ってるの⁉ マグロ? 鯛?

漁師も船乗りなのでたしかに間違いではありません(笑)

・・・が、私たち貨物船の船員は魚を獲ることが仕事ではなくてモノを運ぶことが仕事なんですね。

言ってみれば、陸の仕事でいうとトラックドライバーに近い職業です。

それで、船で私たちはどんな生活をしているのかというと・・・

   

荷物を積んで・・・

   

運び、次の港で揚げる。

まさしくこれの繰り返しです。

私が現在乗っている船は、石炭や石灰石などを運ぶいわゆるバラ積み船ですが、これが油や薬品だと皆さんもなじみ深いタンカー、コンテナだとコンテナ船となるわけですね。

499G/T ケミカルタンカー
749G/T コンテナ船

上の写真ほどの大きさの船では乗組員はだいたい5人ほどで乗っていて、内訳は船を運転する甲板部が3人、エンジンの発停や点検、整備を行う機関部が2人が基本です。

航海中は途中で止まるわけでもなく夜通し走るので甲板部は3交代制で、機関部は機関室無人の2時間を挟んで2交代制で当直(ワッチ)をとっています。

甲板部の当直はこんな感じです

ここで注意が必要なのが、よく船員の募集で海運会社などが一日の労働時間は4時間の当直が二回の8時間です!

なんてことを書いてあったりしますがそれは真っ赤なウソで、その中には荷役時間や甲板部でいうとペンキ塗り、機関部でいうとフィルター類の掃除などの整備時間が全く入っていません。

・・・なので、長い航海の後ガッツリ荷役などがあったり整備することがあれば8時間の労働時間などあっという間に超えてしまいます。

船員になって会社や船種を選ぶときは、仮バースといって港に着けての休暇などが月にどれぐらいあるのかをしっかりと調べないと馬車馬のように働かさせられますので注意しましょう

   

   

船種による仕事のちがい

ひと口に船といっても船にはなにを運ぶかによっていろいろな船種があります。

それではどんな船がどんな物を運んでいるか、その辺りを説明しましょう。

大きな声では言えませんが、どの船種を選ぶかによって船乗り人生が大きく左右されることも多いのでどの船種がよくてどれがよくないとはここで明言は避けますが、慎重に選ぶほうがいいとだけ言っておきます。

どうしても知りたい方はお問い合わせから質問してもらえれば私が経験したり知っている範囲でお教えしますのでいつでも連絡をしてください (^^)

   

一般貨物船

まず最初は一般貨物船で、これは私の乗っている船種でもあります。

何を運んでいるかというと、油や薬品などの危険物を除きホントに「なんでも」です。

私の乗っている船はバラ積みといって石炭やコークスを運ぶのに適した構造になっており、鋼材船なら鉄骨や鉄板などの鋼材を運ぶのに適した構造や機器を搭載しています。

あと、一般貨物船では紙を運ぶ紙専用船などもありますが基本的にどれも大きなハッチとホールドを持ち、荷物は陸側の荷役装置で行うという点はみな同じです。

私の乗っている船が特別なのかもしれませんが、一般貨物船、いわゆるカーゴは日本全国を周るのでけっこう各地の名産が食べられたり、仮バースといって休みが多いのが特徴です。

まだまだ弊社は人材を募集していますので、興味のある方はいつでもご連絡を (^^)

   

タンカー・ケミカルタンカー

これは皆さんもよく知っているであろう、いわゆるタンカーです。

大きく分けて二種類あり、油を運ぶオイルタンカー薬品を運ぶケミカルタンカーがあります。

船体内にいくつかに分けられているタンクがあり、そこに油や薬品を積んで港から港へ運ぶ船ですね。

特にケミカルタンカーはタンクが薬品で腐食しないようにステンレスになっていたりします。

荷役をするときは陸側と船側をマニホルドというもので繋ぎホースやローディングアームという物で荷物の積み揚げを行います。

ローディングアーム

タンカーに乗るには危険物の免許(陸のそれとは違う物です)が必要だったり、船外で火気厳禁だったりと制約が多い傾向にあります。

さらに、大きいタンカーなら仮バースが無かったりと仕事自体はすごく大変なのですが、給料は高い傾向にあるのでとにかく稼ぎたいという人はいいかもしれません。

   

自動車専用船・RORO船

PCC 自動車専用船
RORO船

次は、自動車専用船、別名PCC(pure car carrier)とRORO船(Roll-on Roll-off)です。

どちらも車両を運搬する船ですが、自動車専用船はその名の通り自動車そのものを運ぶ船ですが、RORO船は主にトレーラーの荷物を積んだシャーシのみを運ぶ船なんですね・・・

ちなみにですが、RORO船でついでに人間を運ぶとフェリーになるんですね(笑)

船の形もなんとなく似てるでしょ? (^^)

現にフェリーでも何層かの階はシャーシだけを載せたりしていますし、会社によってはシャーシを運ぶついでに人間も運ぶというフェリーなのかROROなのか分からない船もあったりします。

私は最初こんな船に乗りたくて転職したのですが、小さいカーゴの気楽さに負けてしまった感がありますね・・・ (;^ω^)

エンジンを勉強するにはとてもいい気はするのですが・・・

もう一段上の3級の免状を取って乗るかどうか迷い中です。 あと十歳若ければ乗ったかなぁ・・・

   

コンテナ船

コンテナ船はそのまま見た目の通りコンテナを運ぶ専用の船です。 私も以前5年ほど乗っていました。

この船種は陸のガントリークレーンで荷役を行うので荷役時間が非常に短いのが特徴です。

荷役時間が非常に短いということは、買物などに出かけられるチャンスが少ない・・・ ともとらえる事ができます。

さらに、コンテナバースは夜中でも荷役をやっている港が多いので、荷役と航海の連続となりなかなかのキツさがあります。

体力的なキツさではなく睡眠不足が続き、それがボクシングでいうところのジャブのように少しずつ身体にダメージを蓄積させていきます。

キツさの割には給料もタンカーや後述するガット船ほど良いわけではないので、大きな声では言えませんが、私の中ではもう会社を選ぶ選択肢にコンテナ船は入っていませんね・・・

なかなかのキツさで人の流出が多く、人気が無い船種なので常に募集をしていますから乗りたければすぐに乗れる傾向にはあります。

   

ガスタンカー

先述したオイルタンカー、ケミカルタンカーは液体である油や薬品を運ぶ船でしたが、この船種はLPGやLNG、LAG(液化アンモニア)などの液化ガスを運搬する船です。

ガスは、圧縮して高圧にしたり冷却すると液化するので、高圧に圧縮して液化した状態で運搬できるよう特殊な構造のタンクになっています。

以前、私も8ヶ月ほど乗船した経験がありますが、配管類はケミカルタンカーよりも単純なものの危険物がガスの状態なので呼吸により吸い込んだり、ガス漏れしたらどうしようとかけっこう身の危険は感じる船でしたね・・・w

この船で何が大変かというと、タンクが円形や円柱形な上にガスの状態の部分と液体の状態の部分とに分かれているので重量の計算が非常に難しいという話しです。

給料は荷物の計算が非常に難しいのでケミカルタンカーよりも良いという話しは耳にしたことがあります。

ま、計算するのはチョッサー(一等航海士)ですが・・・

   

セメント船

この船は、その名の通りセメントを運ぶことに特化した専用船です。

荷役装置が船に搭載されており、船側で荷役をすることが可能となっています。

この船種は私は乗ったことが無いのであまり知りませんが、よく見かける船はどの船も大きいので主機は2ストロークの船が多い気がします。

大型船で2ストロークの船に乗りたいという人は先述した自動車専用船、RORO船、大型タンカーの他に選択肢のひとつに入れてもいいのではないでしょうか。

ただ、先述した船種と同じく大型船なので仮バースは少ない傾向にあるとは思います。

   

砂利専用船(ガット船)

砂利専用船、いわゆるガット船です。

海のダンプカーで主な荷物は砂や砂利、砕石などで、私も以前1年ほど乗っていました。

荷役装置であるクレーンが船に搭載されており、荷役は船側が行います。

ちょうど、今私が乗っている一般貨物船にクレーンを付けたような感じですね・・・

荷役を全て船側でやるので荷物が少なくなってきたら船員総出でスコップを持って砂かきです。

これがまたたまらなくキツいんですが、運動不足になりがちな船の生活なのでお金をもらってフィットネスと考えればまだモチベーションも上がるかも・・・ (;^ω^)

以前に乗ってた船の会社の例でいうと体力を使うだけに給料はかなり良く、仮バースもけっこうある船種でした。

   

   

船員になるには

船員になる入口は複数あるのですが、最もポピュラーなのは海技系の学校に行き乗船履歴を着けて免状を取得した後で海運会社に入社することですね。

ちなみに、無資格未経験でも部員という身分なら乗船することは可能です。

学校紹介 | 独立行政法人 海技教育機構 (jmets.ac.jp)

リンク先にある通り、海技学校には中卒から入り高校卒業と同等の資格と4級海技士資格が取れる技術学校、4級海技士の甲板、機関両方が取得できる海技短大、3級海技士の資格が取得できる海技大学校があります。

あと、貨物船ではなく漁業に就きたいなら水産高校という道や、私のように歳を取ってからの転職では尾道海技学院などの第一種6級養成講習などもあります。

船舶免許・ボート免許の最短コース!尾道海技学院・マリンテクノ (marine-techno.or.jp)

我が母校 尾道海技学院

先述したとおり全くの無資格未経験で部員として乗ることも可能ですが、免状を取得するためには6級でも最低二年(休暇を含めれば三年弱)履歴を要しますし、免状を持たない部員の間に嫌気が差して船を下りる人もよく見かけたので、できれば転職前に学校に行って筆記試験と履歴短縮の講習だけでも受けておいたほうが私の経験上良いと思います。

   

   

ま・と・め

今回は船ってどんな船種があるのかをメインに書きました。

また後日にどんな仕事をやっているかや、仮バースのことなどを記事にしようと思います。

無資格未経験で転職したときにお世話になったガット船

私も47歳で陸上の仕事から無資格未経験で転職して早や7年・・・ 

部員である甲板員からはじまって機関部に鞍替えし、尾道海技学院で半年ほど学び、機関員、一等機関士、機関長代行を経て現在は機関長職に就いています。

自分でもまさかあの歳からの転職でここまでこれるとは想像もしていませんでした。

けっこう全力疾走でやってきた7年間でしたが最近は機関長になって自分の持ち船もできてようやく落ち着いてきた気がします。

私は船という楽しい職業を見つけましたが、皆さんの中でも今の仕事が全然楽しくない、給料が安くて生活がカツカツ・・・

なんて人がいらっしゃいましたら船乗りという職業も考えてみてはどうでしょう?

船乗りという職業はガッツリ稼げますよ!

   

それでは、長くなりましたが本日はこの辺で・・・ ではでは👋

コメント

  1. 瀬戸内太郎 より:

    貴重な船乗り情報ありがとうございます😊 こんなに沢山の船種があるのですね
    一般貨物船なら乗ってみたいと思いました^_^
    情報ありがとうございました

    • rappa rappa より:

      瀬戸内太郎さま

      コメントありがとうございます。

      ええ、一般カーゴはすごくいいですよ!

      休みが多いのもいいですが日本各地を巡ることができるのが一番楽しいところです。
      コンテナなどは同じ所を周る固定航路が多いので前にいた会社では仙台と京浜がほとんどだったのですが今の会社に移ってからは本当に北海道から沖縄まで日本各地を周りました。
      なかなかこれほど楽しい職業は他にあまりないと思います (^^)

  2. 瀬戸内太郎 より:

    素早い返信ありがとうございます♪
    若い人には、最高の職場かもと思いました。年齢的に船舶で仕事ができない人も船舶で仕事を、している人がいるのだなと知って理解するだけでも学びがあると思いました。今後は船舶で働かれる人も増えるかもですね

    • rappa rappa より:

      瀬戸内太郎さま

      コメントありがとうございます。
      たしかに若いうちから船で働いていれば無駄遣いさえしなければ三十歳代で起業も可能なぐらいお金が貯まると思います。
      昔で言うところの佐〇急便で、事業を起こすお金を貯めるのに佐〇急便でガッツリ稼ぐという働き方もアリかなと思いますよ。
      私ももっと早くから乗っていればよかったです・・・ (;^ω^)

  3. モードレット より:

    油タンカーの中で白油黒油で別れますけど、
    機関目線だとどっちの方が仕事しんどいってあるんですかね。
    黒油だとボイラーあるから黒油なんでしょうか。

    • rappa rappa より:

      モードレット様
      コメントありがとうございます。

      私はタンカーの経験は499G/Tのケミカルタンカーと998G/Tのガスタンカーしかなく、しかも甲板員としての経験しかありませんので、あくまでも自分の甲板部での経験と人から聞いた話しでの想像でお答えさせていただきますね。

      タンカーに乗っていた人の話をよく聞く限りでは、黒油タンカーやアスファルトタンカーはボイラーで積荷の温度管理をしないといけないので、その辺はボイラーの管理の分の労力が増えるかもしれませんが、白油タンカーは黒油タンカーよりもタンククリーニングが多い傾向があるというのはよく聞く話しなのでそこら辺を考えるとどっちもどっちかなと私的には思います。
      499、749G/Tクラスだと甲板部だけでなく機関部も総出でタンククリーニングをやりますので・・・

      なので、どちらかと言うとボイラーのある無しよりも荷役装置、つまり荷役ポンプを主機を使ってやるのか、独立した電動ポンプを使うのかや、タンククリーニングの数でしんどさの差が出ると思います。
      とくにケミカル船などは薬品によってはかなり手の込んだクリーニングが必要となるので船に乗りたてで仕事も覚えてなかっただけに私にはけっこうなしんどさでした。

      やはり、タンカーもカーゴと同じで白油、黒油ではひとくくりにできず、航路やその船の設備によって労力は大きく変わると思いますよ。
      ただ、船種の違いでは経験上タンカーよりもカーゴのほうが全体的には楽ですね。 給料に関してはタンカーのほうが良い傾向ですが・・・

      • モードレット より:

        返信ありがとうございます。
        私はガット船しか乗ったことがないのでケミカルやガスでもしんどそうだなぁと思ってしまいます。

        • rappa rappa より:

          モードレット様

          私もガットは少しの間乗ってましたが、体力的なしんどさで言うとタンカーよりもガットのほうがしんどかったですよ (;^ω^)
          クレーンの操作をしている親方もまた操作が下手で最後のスコップかきはバケットの下敷きにならないかの恐怖としんどさでかなり疲れました・・・
          その辺のしんどさはまだタンカーのほうがマシだったかな。

          私の乗り継いだ中でしんどさの順でいうと、

          ガット>ケミカル>コンテナ>ガス>カーゴ

          というとこですかね・・・
          ただ、前のコメントでも書いたとおり船種ごとのしんどさの傾向もありますが、やっぱりオペや航路でも大きく変わるので一概には言えませんね・・・

  4. 半導体大好きマン より:

    はじめまして。

    10年続いた陸上のお仕事から転職しようと考えています。
    以前から未経験の内航に興味を持っていたのですが、読んでいてワクワクしてきました。

    尾道海技で4級海技士に挑戦しようと思います。
    そして、なるべく早く一般貨物船に勤め、全国各地の港町の風土に触れて、必要とされるシーマンになりたいと思いました。

    自分は独身で、米国株に投資をしているので、シーマンとしての本懐と投資家としての本懐を存分に楽しみたいと思いました。

    今後もblog更新を楽しみにしております。

    • rappa rappa より:

      半導体大好きマンさま
      コメントありがとうございます。

      現在おいくつか分かりませんが、10年続いた陸の仕事と仰られていますのでまだ30代かと思います。
      海運業界で30代ならまだまだ若手でどこの会社からも欲しがられますよ (^^)
      以前、問い合わせでメールのほうに質問があった方なのですが、現在の預貯金や家庭の事情もありますが、まだ30代も前半なのだったので尾道海技学院ではなく海技短大などの教育機構を勧めさせてもらいました。
      尾道海技学院だと講習期間は4か月ほどで6級取得に対し、波方などの海技短大だと入学から卒業まで2年かかりますが、4級の甲板、機関の両方が取得できます。
      これは、就職に大きい上に生涯賃金も大きく変わります。

      https://www.jmets.ac.jp/namikata/

      全く違う業界への転職は不安でしょうが慣れてしまえば大丈夫ですよ。
      あと、船に乗れば収入が高い上に浪費する機会も無くお金がけっこう貯まりますので投資資金にも余裕ができます。

      海運業界へのチャレンジ応援しています。 
      がんばってください!

      • 半導体大好きマン より:

        rappa様

        お返事ありがとうございます。

        >現在おいくつか分かりませんが、10年続いた陸の仕事と仰られていますのでまだ30代かと思います。
        
>海運業界で30代ならまだまだ若手でどこの会社からも欲しがられますよ (^^)

        現在32歳です。
        実は航空自衛隊で10年耐えています。

        しかし、やはり自分には全く合っていなかったことを骨身に染みています。
        特に、全く別の現場とデスクの業務に挟まれ、仕事が身に付かず、急に現場とデスクへの往復を求められ、その中途半端さ故に両方から叱責されるマルチタスクが、そうでした。

        「こんな自分がいつまでも居座って迷惑をかけるのは、自分にも周囲にも良くない」
        「今更、学び直しや上司からの信頼回復など手遅れ」
        …と確信しました。

        そこから、「ならば、いっそ!」と、以前から興味のあった内航船への挑戦を決意するに至りました。

        かなり不純な動機があるのも事実です。
        もちろん海の世界にも、自衛隊と似たような事情はあるかもしれません。
        しかし、腰を据えて現場一本に近いお仕事に従事し、それを認められ、「必要とされる人」になりたいのです。

        
>尾道海技学院だと講習期間は4か月ほどで6級取得に対し、波方などの海技短大だと入学から卒業まで2年かかりますが、4級の甲板、機関の両方が取得できます。
>これは、就職に大きい上に生涯賃金も大きく変わります。

        尾道・天草の海技学院なら予算は充分なのですが、国立短大は予算と無収入期間に驚きました。

        もちろん、それは「果実」や「備えの猶予期間」に比例したコストなのでしょう。
        「短大は投資とそのリターンが海技学院より優れている」というrappa様のお考えが伝わりました。

        現時点で金融資産は約270万円、現金は約50万円です。
        今夏は保険金で約60万円を、今冬はボーナスで約50万円を貰えると想定しています。

        額面だけ見たら、2年間の寮生生活の予算(約168万円?)には充分でしょうが、「2年の無収入期間と資産を取り崩すリスクは怖い」というのも本音です。

        米国株への押し目買いの機会をなるべく守りたいので、奨学金や失業保険などの組み合わせで学費・生活費を工面したいと考えています。

        自分の実家は東京なので、最寄りの国立海技短大は、静岡県の「清水」となります。
        お返事を頂いた際は「波方」のお名前が出ましたが、短大はロケーションなどによる差異やオススメなどがありますでしょうか?

        今は沖縄勤務なので、小樽や宮古のように寒いところが合うかはわかりません。
        やはり東海道新幹線で東京に帰れる清水が自分の選択になると思いました。

        清水海技短大の募集要項(以下リンク)を読んでいるのですが、8月には帰省しますので、8/30のオープンキャンパスに参加します。
        https://www.jmets.ac.jp/shimizu/examinee/mpvk9g0000002jlx-att/mpvk9g0000002jr8.pdf

        長文失礼いたしました

        • rappa rappa より:

          半導体大好きマンさま
          コメントありがとうございます。

          現在は32歳で航空自衛隊でご勤務されているのですね・・・
          全く別の現場とデスクの業務に挟まれ、仕事が身に付かず、急に現場とデスクへの往復を求められというのは、全く違う部署に転属させられて、その部署がデスクワークと現場の両方をしないといけないという事と理解してよろしいのでしょうか・・・

          船は基本的には現場仕事が多いのですが、職級が上がり船長や一航士、機関長になると事務仕事はけっこうあります。
          とくに大型船やタンカーなどは提出書類の数がすごく多いという話しを耳にします。
          本船もそうなのですが、現在の船は船員といえどもエクセルやワードなどのパソコンスキルはある程度必要です。
          まぁ、どうしても事務仕事を避けたいならこじんまりとした個人船主の会社に入るという手もありますが・・・

          現在、30歳そこそこで300万円ほどの資産をお持ちなのですね。
          私はそのころ浪費家でしたのでそんなに資産を貯めている事を尊敬いたします(^^)

          たしかに、資産の取り崩しは不安ですね。
          免状の級に関しては尾道でも4級の筆記試験までの教育を受けさせてもらえるので就職してからの頑張りで口述試験を受験して4級までの実免を取る事ができますが、筆記試験は学校を卒業したらもらえるというワケではなく、自分で受験して合格することと口述試験を受験するには尾道を卒業してから最短でも二年半、休暇を除くと約三年強の履歴が必要となります。
          現に私も尾道卒業から4級取得まで三年かかりました。

          たしかに失業して資産を取り崩すという事は不安ではあると思いますが、二年間の大学生活で練習船に乗って世界中を周るという経験も今しかできない体験だと思います。
          その辺はオープンキャンパスがあるなら一度見て、実家の両親とも相談の上考慮してみてはいかがでしょう・・・? (^^)

          ちなみに私の場合は転職時の年齢の関係で短大での二年間を過ごすと50歳に到達してしまうので一日も早く就職しなければならないという身分でしたので短大はノーマークでした・・・
          なので、申し訳ありませんが短大ごとのレベルなどはちょっと分かりません (;^ω^)

          長文失礼しました。 また、ご気軽にご相談ください。
          三陸沖航行中のらっぱより。

          • 半導体大好きマン より:

            rappa様

            お返事ありがとうございます。

            >全く別の現場とデスクの業務に挟まれ、仕事が身に付かず、急に現場とデスクへの往復を求められというのは、全く違う部署に転属させられて、その部署がデスクワークと現場の両方をしないといけないという事と理解してよろしいのでしょうか・・・

            転属ではありません。
            説明が難しいのですが、他の人たちと現場仕事に行っても、自分だけの役職から「全く別のデスクワーク」と、「そのための関係者との調整」を急に求められて現場を離れざるを得ない時があります。

            そうなると頭も身体も疲れ、混乱し、現場のタスクに(物理的にも)ついていけなくなり、知識になるような経験も得られずに疲弊しています。

            その上で「お前はデスクワークばかりで、(自分たちと同じ仕事を)やらない」などとも言われてしまい、人的な関係性でも限界を覚えました。

            もちろん、どの業種でもデスクワークなどはあるでしょうが、それ自体が問題なのではなく、今のような状況だけは続けたくないのです。

            うまく言葉にできず、大変恐縮です。

            
>免状の級に関しては尾道でも4級の筆記試験までの教育を受けさせてもらえるので就職してからの頑張りで口述試験を受験して4級までの実免を取る事ができますが、筆記試験は学校を卒業したらもらえるというワケではなく、自分で受験して合格することと口述試験を受験するには尾道を卒業してから最短でも二年半、休暇を除くと約三年強の履歴が必要となります。
            
>現に私も尾道卒業から4級取得まで三年かかりました。

            確かに、海技学院卒業後の課題となる履歴を鑑みると、短大の方が穏やかで、選択肢の多い道なのだろうと思いました。

            恥ずかしながら、両親は昔から過干渉で、否定的な文句ばかりな態度を取るため、疲弊すれど得るものがないのがわかり切っています。
            「転職する」と伝えるぐらいにして、奨学金をお借りして短大に行こうと思います。

            短大を見ていると、スケジュールとしては自衛隊の術科学校などにも近いように見えましたが、短大は純粋な学生として技術を学ぶことに専念できるため、どこか気楽になっています。


            >ちなみに私の場合は転職時の年齢の関係で短大での二年間を過ごすと50歳に到達してしまうので一日も早く就職しなければならないという身分でした

            年齢のみならず、家族とお住まいの両方を持ちながら転職し、海の世界に挑戦した点にも驚きました。
            僕は孤独で、家も車もバイクもないため、資産は貯めやすいのかもしれません。


            ご丁寧なお返事に深謝いたします。

  5. rappa rappa より:

    半導体大好きマンさま

    なるほど・・・ 事情はなんとなく理解できました。
    船も会社や乗船する船によって人間関係の良し悪しがありますが、自衛隊と違って船の場合は「免状さえ手に入れれば会社はいくらでもある」ということが一番の魅力だと思います。

    特に人間関係の悪い会社はそういった質の悪い船員が集まりやすく、逆の場合は質の良い船員が集まりやすい傾向があります。
    まさに類は友を呼ぶ状態です・・・ (;^ω^)

    質の良い船員が集まっている会社は、やはり人がなかなか辞めないためあまり募集をかけていませんが、ボーナス後や新船の増加などにより欠員が出て就職できるチャンスも多々あります。
    そういった会社を選ぶ選択肢も多いということは自衛隊よりもはるかに大きな魅力かと思います。

    また、なにか分からない事がございましたらいつでもご相談ください。

    • 半導体大好きマン より:

      お久しぶりです

      先日、清水海技短大を受験しました

      久しぶりに数学のペーパーテストを受けたのですが、久しぶり故に忘れたものも多く、不安になってきました

      もし今回不合格でしたら、再度受験しようと思います

  6. 不安 より:

    はじめまして。
    自分も転職を考えているものです。

    自分は陸上職から32歳で船に乗り現在42歳、四級海技士(機関)を所持し機関士として499タンカー系の船に乗船してきました。
    次は健康面の事を考えてクリーニング作業がないカーゴ船を検討しているのですが、自分の実力で通用するのか大いに不安です。
    というのも、ケミカルタンカーの整備作業はフィルター掃除やストレーナー掃除、グリスアップ等簡単なことしかやらなく、主にクリーニング作業や荷物の管理に重きを置く傾向があるので、自分のスキル程度ではカーゴ船で通用するのか大きな不安があります。

    自分の都合で次の会社が決まる前に退職してしまったので、色々と考えこんでしまってます。
    何かアドバイスやカーゴ船の仕事についてご享受いただければと思います。

    • rappa rappa より:

      不安さま、コメントありがとうございます。

      整備作業の件ですが、私はケミカルタンカーとガスタンカーには甲板部で乗っていましたが、見ている限りではカーゴよりもタンカーのほうが機関部の仕事としては難しいのではないかと思います。
      タンカーでは船によっては主機に切り替えクラッチが付いていて荷役の時に主機を使用する荷役ポンプを持っている船もありますし、私の乗ってたケミカルでは蒸気配管があったのでちゃんとしたボイラーも積んでいたのではないかと思います。(カーゴやコンテナではボイラーではなく温水器)
      なので、A重油専用船だったらケミカルで仕事ができればカーゴも問題なくできると思いますよ。
      ただ、清浄機に三菱のセルフジェクタを使用している船はちょっと清浄機の整備が難しいかもしれませんが・・・

      健康面に関して言えば、ケミカルほど危険な荷物は積みませんが、船によっては石炭灰やスクラップなど吸引すれば体に悪そうな物もありますので呼吸器系の病気が心配なら鋼材船などが埃も出なくていいかもしれません。
      ただ、鋼材船などは鋼材の枕に使うダンネージという木材を片付けるのに非常に労力が必要なのでその辺はキツイかなと思います。 どの船種も一長一短がありますね・・・
      その辺は、不安さまが何を重要視するかで決めると良いと思います。

      また、分からないことがありましたらご気軽にご連絡ください。

  7. 不安 より:

    返信ありがとうございます!
    いざ無職になってみると色々と考え込んでしまい、不安になっていましたが勇気が出てきました。

    ケミカルタンカーは主機直結型のポンプですと揚げ荷時にポンプクラッチの切替等ありますが、慣れてしまえば大した作業ではなく、他の船で応用が効くスキルではない…と思っています。
    また、ボイラーもついていますが、整備出来ることと言えばせいぜいバーナー掃除位です…
    清浄器についてですが、自分が乗船してきた船はLOはアメロイドが主流で、FOはA重油専用船なので清浄器はついていませんでした。
    三菱のセルフジェクターは派遣先の船で一回しかバラしたことがないので、単独での分解整備の自信がないことがネックになるのでしょうか。

    自分が心配していることを具体的に書くのを忘れていましたが、配管のピンホール修理はどの船もマホータイやパテ+ゴムチューブで塞ぐか、犠牲管の場合は予備品と交換してましたので、これまでまともに溶接作業をしてこなかったのが、カーゴ船に乗るにあたりどう影響するのかが心配です。
    それと、ガット船のホールドはよく溶接で補強修理したと先輩から聞いたことがあるのですが、カーゴ船もそうなのでしょうか?

    カーゴ船についての詳しい情報ありがとうございます!
    あまりに酷い粉塵等は防塵マスクで防ぐ予定ですし、真夏のダンネージ片付けはキツイと昔聞いたことがありますが、体力だけは自信があるのでそこは大丈夫かと思います。
    また、粉塵が大丈夫ならケミカルも吸収缶付の防毒マスクがあるし平気では?と思われるかもしれませんが、ドタバタしながらクリーニングをしている時に防毒マスクをしていたらメガネが曇って見えないですし、辛うじてマスクができてる状態でもヘソから生の残液(ここは察してください)を抜く時に保護具をしてない箇所に液がつくので、これが皮膚呼吸で体内に取り込まれるのが心配でした。

    とにかく、rappa様とつながれたことで今は安心があります!
    本当にありがとうございます。
    乗船中で忙しい中の返信は大変でしょうが、これからも相談に乗ってもらえたら嬉しいです。

    • rappa rappa より:

      不安さま、おはようございます。

      ボイラーの整備はバーナーの掃除ぐらいというと、ボイラーとはいってもC重油船だった749G/Tのコンテナ船が積んでいたものと同じような重油バーナーの湯沸かし器かな・・・
      話しを聞いたところ、機関作業の内容はだいたい同じような感じですね。
      ホールドの溶接などは船種によるというよりも船齢によるものが大きいと思います。
      今、私の乗っている船はまだ新船に近いということもあり、ほとんどと言っていいほど溶接をする機会はありません。

      あと、配管の防水はマホータイやデブコンなどのパテ類、木栓やチューブ巻、溶接などいろいろな対応がありますが、どれも慣れなのでそのうちなんでも対応できるようになりますよ。
      それに何か月も航海する外航とは違い、内航船はなんとか次の港までもたせばなんとでもなりますしね。
      鋼材船の真夏のダンネージ片付けもキツイですが、ケミカルのタンククリーニング、バラ積み船のホールド掃除・・・ どれも貨物船であればキツイというのは似たようなものですよ。
      ただ、私の経験ではやはりガット船が一番きつかったですね。
      船の仕事に転職する前、転職するからという理由では無かったですが、フィットネスジムに通って体力を着けていてホントによかったなと思います(笑)

  8. 不安 より:

    こんばんは!
    昨夜はありがとうございます。

    自分の溶接に関する疑問や心配事に答えてくれて本当に感謝です。
    おかげさまで、くよくよ悩んでないで行動しようと思い、とりあえず一社に連絡をして履歴書を送付することになりました。
    5時間くらいかけて今まで書いてたので頭がボーッとしています…

    ガットは本当にキツイみたいですね。
    聞いた話によると、専用船ならともかくなんでも積むガットは本当にヤバいみたいですね。
    ・揚げ時はガット士以外船機長関係なくホールドに入り、スコップで掻き分け山を作り残った砂利は端からホウキではいていく
    ・夜中でも関係なしに荷役をするので、揚げの時はキツイ
    ・深夜にガットをすると苦情があるが、朝の4時からならセーフという謎ルールがある地域もある
    ・汚泥を積んだら地獄
    ・古いガット船はホールドが凸凹なので地獄
    ・スクラップは積みも揚げもステベがやるから楽だけど、最後に残った鉄屑を全て真ん中に集めるのが地獄
    ・自前のボートを降ろしてロープを引っ張り遠距離から自力着桟して、勝手に荷役を開始する
    ・バースの条件が良ければバカでかいタイヤを降ろして自力着桟して、勝手に荷役を開始する
    あくまで聞いた話なので、間違っていたら訂正お願いいたします(笑)
    こんな事やってたらフィトネスジムに通わなくても物凄い体つきなんでしょうねガット乗りたちは…

    • rappa rappa より:

      不安さま
      コメントありがとうございます。

      海運会社に履歴書を送付したのですね!
      履歴書を送られた会社の方から良い知らせがあることをお祈りします(^^)

      私は一番最初の船でガット船に乗っていましたが、ほぼ離島航路専門の船だったのでキツイとはいえ夜中荷役などは無かったですね。
      ただ、島の建設会社との専属契約の船だったので、土砂砂利だけでなく建築資材や重機などのいわゆる「雑貨」を運ぶのがワイヤーなどでラッシングしなければならないのでめちゃくちゃきつかったです(+_+)
      汚泥は積んだことは無かったですが防波堤の設置などもやりまして、その時運んだケーソンの中に入れて重しに使う「スラグ」というものがすごく比重が高いものだったのでスコップかきが大変でしたね・・・

      あと、大きな声では言えませんが自力着岸はカーゴ、ガットならけっこうやってますよ(笑)
      綱取りがいなくても自力で着岸できれば夜の街に遊びに行けるかもしれませんし、翌日が荷役なら朝のスタンバイもいりませんしね(^^)

  9. 不安 より:

    こんにちは!
    電話をこちらからおかけした時に、そっけない態度で送ってくれという感じでしたので多分不採用な気がしますが、時間はあるので焦らないでいこうかと思います。
    ところでrappa様は船を降りて転職の時はどのような活動をしましたか?かなりの人脈がありそうですから、人づての紹介でしょうか?それとも自分的には抵抗があって一度も利用してませんが、運輸局に登録をして電話待ちでしょうか?

    お話を聞く限りですと、ガット船の会社自体はしっかりとしたイメージがありますね…あとは安定した定期の仕事だと、船のメンバー次第で精神的負担がかなり上下しそうですね。
    でも、みんなでスラグをスコップで描いてるときは一体感が生まれて和気あいあいな雰囲気になるんでしょうか(笑)

    仮バースのための自力着桟はタンカーでもやります…が、船長の腕に大きく左右され、横付けもトモ付けも自力ではできない船長は結構います。
    甲板の免状がない自分が、上の職位の方をどうこう言うのは駄目なのは理解してますが、ここだけの内緒でお願いします…
    個人的には、激狭の全天候型バース難なくつけるカーゴ船の船長達は、激ウマな印象があります。

    • rappa rappa より:

      不安さま、コメントありがとうございます。
      ただいま休暇中で、ちょっと旅行に出かけていたので返信がおそくなりました。

      私の場合は船会社では現在三社目ですが、三社ともX(旧Twitter)で知り合った人に紹介してもらいました。 なので、海運局に登録したことは一度もありませんでしたね・・・(^^)

      ガット船のスコップかきはキツイのでなかなか和気あいあいとはいきませんでしたね・・・
      ガットの腕も船長(船主の息子)は上手かったのですが、会長(船主)はなかなか下手でしょっちゅうバケットを落下させるので会長が乗ってる時はいつもドキドキでした。
      その辺もあって私はガットはちょっと次の会社に移る時に船種の候補から外しました。
      怪我してしまったり死んでしまっては元も子もないですから・・・

      今までの会社では二社目が大手マンニング会社だったので、派遣や転船でかなりの船を乗り継ぎましたので船長や機関長も数えきれないぐらい見てきました。
      本当に海運業界はいろんな人間のカオスですよ(笑)
      でも、そのうちだんだんと「こんな相手にはこんな対応を・・・」のようないなせ方も慣れてくるので将来陸に上がっても人間関係の対応に役立つかもしれませんね(;^ω^)

  10. 不安 より:

    こんばんは!
    貴重な休暇中なのに返信してくれて嬉しいです。
    自分は無職で時間が有り余ってる+昔でいう交換日記みたいで楽しく書かせてもらってます。

    Twitterですか?
    今はSNSの時代だからそういうルートもあるんですね…
    もしかして五〇路機関長さんとrappa様は同一人物!?
    五十路さんのTwitterを過去から全部見て見ましたが、どうコメントしていいかわかりません(笑)
    笑いってバカにしてるわけではありませんよ!
    あまりにも壮絶すぎるんです・・・
    上記のガット、マンニング時代、Twitterと照らし合わせると今までのコメントに重みと説得力がありすぎます。

  11. 不安 より:

    伏字になってない・・・
    上記のコメントは消しても構いません。
    無神経なコメントで申し訳ありません。

    • rappa rappa より:

      不安さま
      コメントありがとうございます。

      仰られている通り大阪五十路は私のアカウントです(^^)
      Xにも当ブログのリンクを貼っているし別に隠すこともないので気になさらなくていいですよ。

      現在、船に転職して8年目ですが、ガット、大手マンニング、現在の会社といろいろなことがありました。
      陸上の仕事の時は毎日帰ることができましたが、高校を卒業して新卒で入社した会社で、希望した部署に就けなくて好きでもない仕事を惰性でやっていましたので、船員という仕事は人生の中でまだたった8年ですが今が一番充実しているような気がします。
      もう五十路も半ばの私の経験からですが、「好きを仕事にする」と人生が充実しますよ(^^)
      更に船員という仕事は高収入なのでいう事も無しですしね!

      それでは不安さまが良い転職をされることをお祈りしております。

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